売却相場価格は不動産会社で確認可能

 

このページでは、マンション売却相場価格の調べ方と不動産会社のみが閲覧可能な「レインズ」について詳しく解説しています。

 

売却相場価格を知ることで得られるメリットについてもまとめています。


マンションに限らず、不動産全般を売却する際には、まず自分の物件の売却相場価格を調べることをするオーナーさんが少なからずいます。

 

もちろん売却相場価格を調べることは悪いことではなく、むしろ知っておくことである程度の目安とすることができます。

 

ただし、見落としがちな点として、「相場価格と同じ基準になる物件はない」ということ。査定についても同様ですが、不動産会社が査定価格を算出したところで、あくまでも購入するのは買い手が出す価格です。

 

相場価格も査定価格も知ること自体が無意味ではありませんが、まず基本としてこの部分を押さえておく必要があります。

 

 

全不動産海外者が閲覧可能な「レインズ」

不動産会社や宅地建物取引業(宅建)の資格保持者なら誰も知っている「レインズ(RAINS)」という仕組みがあります。これは「Real Estate Information Network System(リアルエステートインフォメーションネットワーク)」の頭文字を取った略称で、国土交通大臣指定の不動産情報交換ネットワークシステムです。

 

これは不動産業に携わる人のみが閲覧できるシステムですが、通常不動産会社と買主または売主が媒介契約を結んだあと、5日ないし7日以内に物件情報をレインズに登録する義務があります。

依頼した物件が、本当にレインズに登録されていますか?

不動産会社がレインズに登録しますと『登録証明書』を発行しております。
『登録証明書』を依頼した不動産会社から受領して下さい。
また「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」を締結した場合、レインズへの登録義務並びにお客様に対して業務の処理状況を報告しなければなりませんので、報告をお受け下さい。

 

■専属専任媒介契約
不動産会社は媒介契約締結後、5日以内にレインズへ登録しなければなりません。
1週間に1回以上文書による業務の処理状況を報告しなければなりません。

 

■専任媒介契約
不動産会社は媒介契約締結後、7日以内にレインズへ登録しなければなりません。
2週間に1回以上文書による業務の処理状況を報告しなければなりません。

REINS TOWER(東日本不動産流通機構)」より引用

 

繰り返しになりますが、媒介契約を結んだあと、不動産会社はレインズへ登録する義務があるということは、つまり全国の不動産会社はこのレインズを使って全ての物件情報を閲覧することが可能ということです。

 

 

レインズを使って相場価格を知ることが可能

パソコンで相場価格を調べる営業マン

レインズが無かった頃の不動産会社は、契約したお客さんの物件については、全て自社で顧客を見つけて売却をしていました。

 

または、自社のネットワークで知り合いや提携をしている不動産会社との連携で成約したりもしていました。

 

しかし現在ではレインズの登場により、全国の不動産会社が情報を閲覧できるようになったので、その垣根が無くなり、レインズに登録してある物件情報は全ての不動産会社が取り扱えるようになったわけです。

 

つまり、買い手側は、全国の物件に対して顧客対象になっているわけです。

 

さらに、このレインズでは物件の登録以外にも、相場価格の検索や過去の取引事例なども分かるようになっているので、媒介契約をした不動産会社に自分の物件と条件が同様の物件の売却相場価格を教えてもらうことも可能になっています。

 

 

相場感を掴むことで得られるメリット

マンション売却を思い浮かべてワクワクする女性

レインズを使って売却相場価格を知ることが出来るのであれば、別に自分の物件と同様の物件の相場価格を調べることはやらなくてもいいように感じます。

 

もちろん面倒であれば調べる必要はありませんが、足を使って自分の眼と耳で相場感を掴むことは決して無駄にはならないどころか、情報が蓄積されることによって、不動産会社が付けた自分の物件売却価格に対して意見を言えるようになります。

 

間取りは同じでも駅からの条件が違うとか、自分の物件はこんなところがアピールポイントになるからもう少し値段を上げられるのではないかとか、販売促進のための営業活動はこうしたらもっと良くなるのではないかなど、売り手として価格を上げられる条件が見えてくるようにもなります。

 

やるかやらないか、どちらがいいかといえば、やるに越したことは無いと言ってよいでしょう。

 

 

まとめ

マンション売却は大手不動産なら安心?でも書いていますが、不動産会社には彼らなりの目論見が必ずあります。彼らとしては売上を上げるために一日も早く物件を売りたいですし、売れなければ売却価格も下げたいと思っています。

 

けれども、こういった相場感を自ら掴んでいくことで、この値段で必ず売れるはずだという感覚だったり、広告宣伝だったり、間取り図やPRポイントの見直しだったりいろいろ考えられるようになります。

 

不動産会社の言いなりにならず、売主としての情報や知識の収集は出来るだけ行うのが大切ですね。

 

 

仲介会社に任せきりになるのではなく、売り手側も積極的に動いていくことがマンション売却を成功に導く鍵になります。

 

中でも大切なのが「宣伝広告」。ここで知っておきたいポイントをまとめていますので参考にしてみてくださいね!

 

広告を出すタイミングとリスク


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